ギターのエフェクターを動かすには、通常だと電池かコンセントにつなぐ、だと思います。
でも最近、モバイルバッテリーの性能がどんどん上がってきているじゃないですか。
ということはもしかするとモバイルバッテリーで動かせたりするのではないかとふと思いました。
調べたところ、「PDトリガーケーブル」というケーブルをPD対応のモバイルバッテリーに使うとエフェクターを動かせるようだ!
早速試してみたところ、見事BOSSのマルチエフェクター「GT-1」を動かすことに成功したので、ご紹介したいと思います。
今回購入したのは、CAJ(カスタムオーディオジャパン)の「Power Cable USB/DC9 II」という商品と、パッケージングテクノロジーの「USB Type-C PDトリガーケーブル センターマイナス PDC-09VM」の2つです。どちらも問題なく動作しました。
なぜモバイルバッテリーで動かしたいのか
スタジオやライブハウスで電源探してコンセント挿したりするのがちょっとめんどくさいんですよね(ほんのちょっとの手間なだけですが)。
大きな電源アダプターを持ち歩くのも荷物になるし。
なので、モバイルバッテリーでもし電力を賄うことができるなら、装備をさらにコンパクトにできるのではないか?と考えたわけです。

こちらが私が現在使っているメイン機材で、BOSSのGT-1をメインとして使い、ソニックリサーチのチューナー(ST-300)を使っています。
昔はGT-10を使っていて、便利でしたが重くて大きかったので売却し、コンパクトで高性能なGT-1を愛用しています。
左側にあるAnkerのモバイルバッテリーから電力を供給し、BOSSのGT-1を動かすことに成功しています。非常にスマートな感じです。
これならかなりコンパクトに運用できるのでは!
ちなみに私が使っているAnkerのモバイルバッテリーは「PowerCore III 19200 60W」というもの。
PD対応のUSB-Cポートを1つとUSB-Aポートを2つ搭載し、3台同時に合計最大60W出力で充電ができるというもの。
スペックは以下のとおりです。
USB-C入力 5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=3A (最大60W)
USB-C出力 5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=3A (最大60W)
USB-A出力 5V=3A (各ポート最大2.4A)
合計最大出力 60W
容量 19200mAh
ケーブル①CAJのPower Cable USB/DC9 II
まずは今回の本命、CAJのPower Cable USB/DC9 IIから。


ケーブルの長さは80cm。
センターマイナスでDC9Vに対応。

注意事項など。
特に注意すべきは、最大出力が1Aなのと、モバイルバッテリーとの相性問題でノイズの発生やオートパワーオフ機能などにより電流が供給されない場合があるとのこと。
そしてPD対応充電器は使用できません、ってあれそうなの?!
PD対応モバイルバッテリーは除く、ということを信じてとりあえず先に進む。

ケーブル本体はこちら。
さすがCAJ、品質も高いし、かっこよく、安心感があります。
ちなみに私のギターケーブルも全てCAJ製に統一しています。

差し込み口はUSBーAタイプ。

モバイルバッテリーに挿しまして。

BOSS GT-1に挿してみます。
動くか・・・ドキドキ。

ジャン!無事に動きました!

かなりスマートな感じです。
大き目なモバイルバッテリーを使っていますが、小さいタイプにすればさらにコンパクトに運用できそうです。
アンプにつないで音を出してみましたが、コンセントに挿したときと変わらず、ノイズもなく全く問題ありませんでした。合格!!
ケーブル②パッケージングテクノロジーの「PDC-09VM」
続いてチャレンジ枠、パッケージングテクノロジーの「PDC-09VM」です。
こちらはあまり聞いたことのないメーカーですが、様々なUSBから電源を取り出す系のケーブルを作っている模様。
USB-CからDC9Vを取れるということで、もしできたらかなり便利では!と思い購入してみました。

パッケージはこんな感じ。

ケーブルの長さは30cm。品質もなかなか良さそう。
なお、供給最大電流は3Aです!
10000mAのモバイルバッテリーで006P電池約5個分。
18Wクラスのモバイルバッテリーで最大2Aまで利用可能とのこと。
ということは、私が使っているAnkerのモバイルバッテリーや約20000mAなので、006P電池約10個分ということか!これは期待できるかも!

USB-Cタイプなので、ケーブルもスマートでかっこいい。

ケーブルが短いため、取り回しがよいのもいいポイント。

今度はモバイルバッテリーのUSB-Cのポートにつないでみます。

BOSS GT-1へ。ドキドキ・・・。

ジャジャン!無事に動きました!


こちらもノイズ、パワーオフなどの問題もなし!文句なしの合格です!!
総評と注意点
CAJもパッケージテクノロジーもどちらのケーブルも全く問題なく使うことができました。
ちなみにどちらも試しに2時間以上ずつアンプにつないでギターを弾いてみましたが、モバイルバッテリーの残量LEDも減ることなく、長時間の使用も問題なさそうでした。
注意点としては、もしかすると私のモバイルバッテリーはたまたま使えましたが、モバイルバッテリーによっては相性問題によって不都合が生じる可能性もなくはないのでそこはご注意ください。
また、これらのPDトリガーケーブルはプラグに「PDエミュレータートリガー」と呼ばれるものが内蔵されているようで、モバイルバッテリーに挿しっぱなしにしておくだけで電力を消費してしまうので、使用後はモバイルバッテリーから抜くのを忘れないようにしましょう。
まとめ:エフェクターはモバイルバッテリーで運用できる!
ギターを10年以上やっていますが、昔はコンセントに挿すのが当たり前で、モバイルバッテリーで動かしてみようなんて全く考えたこともありませんでした。
便利な世の中になりましたねえ笑
この運用がうまくいけば、電源の場所やコンセントの数などを考えることもなく、荷物を減らしてコンパクトなセッティングができそうなので、みなさんもぜひ一度お試しください。