こんにちは。新潟散財のsukoyakaです。
本日は、カメラ初心者による、初心者のためのレンズレビューです。
今回ご紹介するのは、Zeiss(ツァイス)のBatis 2/25です。
前回のレンズ紹介に続き、またZeissのレンズです。
前回はソニーとZeissの共同開発のソニーのPlanar T* FE 50mm F1.4 ZA(SEL50F14Z)を購入して、「これぞ最強のレンズ!」とたいそう気に入り、一気にZeiss信者となったのでした。
ただ、この最強レンズ、Planar T* FE 50mm F1.4 ZAにも弱点があり、まあまあ重いのです。
つけっぱなしでもいけるけど、子どもと一緒にお出かけするときだと正直少ししんどい・・・
でもこのZeissのレンズの色味が超好みなんだよな~
もうちょっと軽量なZeissレンズはないものか・・・
と探していたところ、このBatis 2/25にたどり着きました。
しかもこのBatis 2/25はZeiss純正!!
これは心踊りますな~
このBatis 2/25がしっかりとZeiss特有の色味もあってきれいに撮れるし、解像度バッチリ、そして軽量コンパクトともう大満足だったので開封レビューしていくぞ!
こ、これがレンズ沼ってやつか・・・(汗)
さっそく開封~レンズの外観
それでは、今回はツァイスの純正レンズということで気合が入っているので開封から。
マップカメラで購入しました。
デデン!
おー、さすがツァイス!パッケージがカッコいいですね!
開封!
なんとすさまじい高級感!
これは高級感好きのsukoyakaにはたまりません!
そしてレンズ本体です!
おお・・・なんてカッコいいんだ・・・
これは所有感が満たされますな・・・
(カッコよすぎていろんな角度から(笑))
ちなみにこの撮影はすべてPlanar T* FE 50mm F1.4 ZAを使っています。
めっちゃいい感じに撮れていませんか?
フードはこんな感じ。花形フードいいね!
a7III に装着!
コンパクトで軽いし、持ち運ぶのにちょうどいいサイズ感です。
フードを外すとこんな感じでさらにコンパクトに。
フードなしもカッコいいですねー
フードを逆さまにつけるとこんな感じです。
このBatis 2/25の特徴として、なんと有機ELディスプレイが付いています。
カメラ本体の電源を入れると、「ZEISS」の文字が!!
のちほど説明しますが、合焦距離と被写界深度が表示されます。
ピントリングはゴム製で、溝がないタイプです。
他の方のレビューを見るとほこりがつきやすいっていう意見がありましたが、思ったほどはつかない印象でした。また、ついても溝がないので取りやすいです。
レンズフィルターはツァイス純正のものとソニー純正のものとで迷いましたが、ほぼ同じようなので結局ソニー純正のVF-67MPAM(67mm)をつけました。
ちなみにレンズフードの地面にあたるところには他のレンズと同様、傷防止用にテープを貼っています。
はがしてもべたつかないし、マットブラックで目立たないのでとてもおすすめですよ。
持っているレンズたちとサイズ比較
現在、sukoyakaが持っているレンズとサイズ比較です。
左から、Batis 2/25、タムロン17-28mm、Planar T* FE 50mm F1.4 ZAです。
Batis 2/25は、やはりだいぶコンパクトですね。
フード付きだとこんな感じ。
Planar T* FE 50mm F1.4 ZAとサイズ比較
下側はお気に入りのPlanar T* FE 50mm F1.4 ZAです。
Planar T* FE 50mm F1.4 ZAはさすがに大きいですね・・・
フードを付けた状態だとさらにデカい!
Batis 2/25のコンパクトさが際立ちます。
有機ELディスプレイの見方について
有機ELディスプレイについてですが、カメラ本体の電源を入れると「ZEISS」の文字が出て、その後何も表示されなくなります。
sukoyakaも一瞬あれ?ってなったのですが、説明書を読むと、初期設定ではマニュアルフォーカス時のみ有機ELに表示されるようです。
なのでsukoyakaのように、「なんかカッコいいし、せっかくだからオートフォーカス時も表示してほしい!」って場合は、まずはマニュアルフォーカスにしてから、レンズ側から見て、時計回りにピントリングを回し続けると設定メニューが出てきます。
さらに回し続けることで、設定を変更することができます。
設定は①AF時表示、②MF時表示、③常に表示OFFのほか、表示単位をmとf(フィート)に変更することができます。
有機ELディスプレイに表示されている情報についてですが、これは焦点が合っているところまでの距離(合焦距離)と被写界深度が表示されています。
上の写真で言うと、ピントは1.8mの距離のところにあるものに合っていて、ピントが合っている範囲は1.8mの+0.17mと-0.14mの範囲ということです。
ちなみにピントが合っている距離が2mを超えると上の写真のような表示になり、先ほどと少し表示位置が変わりますが、2.1mの距離のものにピントがあっていて、ピントが合っている範囲が1.9m~2.3mということです。(で、あっているよね?)
正直、初心者には使い道がよくわからんし、撮影中はそれどころじゃないので全く見ません。たま~に見て「ああ、ピントあっているところは1.8mなんだな~」くらいにしか思いません。
でもロマンがあって何よりカッコいいからいいのです!!
スペック
それではスペックの抜粋です。
名称 | Batis 2/25 |
焦点距離(mm) | 25 |
開放絞り (F値) | 2 |
最短撮影距離 (m) | 0.2m |
最大撮影倍率 (倍) | 約0.19 |
フィルター径 (mm) | 67 |
手ブレ補正 | レンズ内手振れ補正なし |
外形寸法 最大径x長さ (mm) | 78 x 78 |
質量 約 (g) | 335 |
軽くてコンパクト!これは非常にありがたいですね。
1.写りについて
写りについては、とてもきれいに撮れるので初心者的には全く問題ありません。
解像度も高く、優しいボケも印象的でした。
お気に入りのソニー純正ツァイスレンズのSEL50F14Zよりも色が濃く、高コントラストに感じました。
ツァイスレンズ特有の高コントラスト、色味に加え、雰囲気や空気感までも写真に切り取れるような感じの写りは期待通りで、このために購入したようなものです。
AFのスピードも高速かつ静かで、全く問題ありません。
F2という明るいレンズで背景もしっかりぼかして撮影できます。
JPEG撮って出しでも問題なし!
初心者にはとてもありがたい!
2.焦点距離について
焦点距離は25mmで、広角レンズとしてスナップ撮影に最適です。
特に子どものすぐ近くにいて撮影するときなんかはちょうどいい距離感で撮れますし、背景もある程度一緒に撮影することができるので、どこで撮ったかの情報も入れられてとても使いやすいです。
注意点として、広角レンズなので人物を撮るときはなるべく中心に入れて撮るように心がけることが必要です。
端っこで撮ってしまうと顔とかが間延びした感じに少し伸びてしまうので。
なので子どもを撮るときはなるべく中心あたりに入れるようにするとよいです。
さらにa7 IIIならAPS-C/Super 35mmモードを使えばさらに1.5倍して37.5mm相当として使うこともできるので非常に便利です。
3.最短撮影距離について
0.2mまで寄れます。
これは結構寄って撮影することができるので、使い勝手がとてもよいです。
APS-C/Super 35mmモードを使うとさらに寄った感じで撮影することができます。
最短撮影距離の0.2mはこんな距離感。
最短撮影距離で撮るとこんな感じ。
開放のF2で撮っていますが、背景も柔らかくいい感じにボケていてとてもいい感じです。
さらにAPS-C/Super 35mmモードを使うとここまでアップで撮ることができます。
作例
それではBatis 2/25で撮影した作例をどうぞ。
ちなみにもちろん全部JPEG撮って出しです。
新潟県新潟市西蒲区にある、上堰潟(うわせきがた)公園です。
ちょうどわらアートのイベントをやっていて、結構人がいました。
ちなみにわらアートはアマビエとか鳳凰とかがありました。(上の写真の左側に写っているのはアマビエの後ろ姿)
とてもいい天気でした。奥に見える山は角田山(かくだやま)です。
新潟市民がよく登山する山です。
上堰潟公園は広いし、子どもが遊べる遊具もありますので、散歩や遊びに行くのにおすすめですよ。
スライムナイトを最短撮影距離で撮影。
ニャンコ先生を最短撮影距離でAPS-C/Super 35mmモード使用。
テレビのリモコンを何気なく接写。
R4年4月9日 作例追加
新潟市にある、西川ふれあい公園に桜を見に行って来たので、そのときに作例を追加しました。
桜はまだ満開ではありませんでしたが、それなりに咲いていました。
まとめ:初心者こそZeissレンズとa7IIIを使え!
ツァイスの純正レンズ、Batis 2/25紹介してきました。sukoyaka的おすすめポイントは次のとおりです。
- F2の明るいレンズ!
- 軽量、コンパクト!
- ツァイスレンズ特有の高コントラスト、色味!
- 勝手にいい感じの、雰囲気のある写真が撮れる!
- ツァイスの純正レンズを使っているという満足感、所有感が得られる!
- JPEG撮って出し派の方に特におすすめ!
一方、デメリットとしてあげるならば、
- 価格がちょっと高い。
といった感じです。
軽量、コンパクトで画角が広く、sukoyakaのお気に入りのレンズであるPlanar T* FE 50mm F1.4 ZA(SEL50F14Z)と似たような色味、画質で撮れるところが本当に気に入っています。
sukoyakaはすっかりツァイスレンズのファンになってしまいました。
a7IIIとの組み合わせで子どもを簡単にかわいく取り放題です!
特にsukoyakaみたいな初心者はJPEG撮って出しの方が多いと思うので、そういう方にこそこのツァイスレンズ+ a7III の組み合わせをおすすめしたいです。
なにせ勝手にツァイスレンズがいい感じの色味で撮ってくれるので。
ちょっと散歩や子どもとお出かけするときなどに軽量コンパクトでかなりおすすめですので、ぜひチェックしてみてください。
初心者こそ、とりあえずツァイスレンズとa7IIIを買うべし!
雰囲気のある素敵な写真が簡単に撮れるから!
JPEG撮って出しで編集しないならマジでおすすめ!